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カテゴリー[ 妄想プレイストーリー＜２＞ ]「ツール」とよばれる、「男性を女性に変えてしまう」パンティストッキング．．．クラブ「トランスエクスタシー」という謎のウェブサイトから、あなたの手元にこのストッキングが届けられて以来、あなたは頻繁に夢精するようになります。夢の中で、あなたは数人の男女とゲームのようなことをしています。あなたは、そのうちの一人の女性に見覚えがあると思うのですが、それが誰なのかを思い出すことができません。夢の中であなたは、罰ゲームとして「男性を女性に変えてしまう」パンティストッキングを穿くことになります。ストッキングを穿いた途端、あなたは夢精して夢から覚めます。
．．．．．．
抜け落ちた体毛は、約2週間ほどですべて生え揃います。
．．．．．．
．．．．．．主治医の観察のもと、ホルモン剤の投与を．．．．．．
精神科医によるカウンセリングを受け、社会復帰の．．．．．．あなたはその日、同僚のKと一緒に、JR新宿駅のホームにいます。顧客のクレーム対応を終え、社に戻るところです。すると、あなたの携帯電話が鳴ります。ディスプレイには「非通知」と表示されています。クレームの顧客からかもしれないと思ったあなたは、電話に出ます。電話口では、女の声がします。
「○○さん、わたし誰だかわかる？わたしよ．．．」
あなたは「どちら様でしょうか」と言いそうになった瞬間、それが夢に出てくる「進行役の女」の声だと気づきます。あなたが絶句していると、女が話をつづけます。
「なにを驚いているの．．．フフ、わたし、今あなたのすぐそばにいるのよ、わかる？」
あなたは電話を耳に当てたまま、あたりを見回します。
「ここよ、ここ、あなたの目の前、どこを見てるの、ここよ！」
女はあなたのいるホームの二つ先のホーム、中央線快速電車の上りホームに立って、あなたの方を見ながら電話をしています。あなたは何か言おうとしますが、言葉が出ません。すると女のいるホームに電車が入ってきます。女は電話を切って、その電車に乗ろうとしています。あなたは電話を手に持ったまま、ホームを走り出します。そして連絡用の階段を駆け降ります。
びっくりしたKが「○○さん！○○さん、どうしたんですか！どこ行くんですか！」と言って追いかけてきますが、「先に戻ってろ！！ちょっと急用を思い出した！！」と言って、あなたはそのまま階段を駆け降ります。
中央線のホームに上がると、ドアはまさに閉まる寸前でしたが、あなたはギリギリで電車に駆け込み、「駆け込み乗車は危ないですよ！！」という、駅係員のアナウンスが流れます。
電車が動き出すと、あなたは女が乗ったと思われる前から3両目あたりの車輌まで移動します。しかし、女の姿は見当たりません。あなたはさらに車輌を移動しますが、先頭車輌まで移動しても女の姿はありません。あなたは引き返し、今度は最後部の車輌まで移動します。しかし、やはり女はどこにもいません。
電車に駆け込むとき、あなたは女がホームに残っていないかどうか確認しましたが、女はホームにはいませんでした。もし女がこの電車に乗っていないとしたら、あなたがホームを移動している隙に、他の階段からホームを降りた可能性もあります。
やがて電車は四ッ谷駅に着き、あなたは座席にへたれこみます。するとあなたの目の前の網棚に、紙袋が置かれています。あなたの前の座席には誰もいません。
紙袋には、クラブ「トランスエクスタシー」のロゴが印刷されています。
（つづく）
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